B’z『春』

そろそろ桜の季節が近づいて来ましたね。

Takさんのお誕生日まであと十日となりました。



今回は完全に暖かい春になってから聴く曲とは違う、まだ肌寒い時期に聴いておかないと、

どっぷりはまって聴ける時を逃しちゃうと感じるタイプの曲をご紹介します。


えっ?今週から、あったかくなるんでしたっけ...


まぁ!まぁ! .. (^。^;)



それでは参りましょう!

その曲はね、ズバリ!


『 春 』!! そのまま!


今から20年前に発表されたB'zの2枚組オリジナルアルバム【The7thBlues】

Disc2 桃盤?の6曲目に収録されています。



B’z『 春 』

作詞 稲葉浩志さん
作曲 松本孝弘さん



Takさんのイントロは
バイオリンを想わせ

厳かに流麗、且つ勢いがあり、主人公の気持ちが胸であばれている様を現しているかのよう。



『春』 歌詞から抜粋



奪う勇気を
捨てた者たちは

寄り添うこともなく
にわかに夜は消えた

いつわりのない
優しさだけを

みせる君の仕度は終わり

少しだけ春が近づいてる

気配はするけれど





この歌詞にある


「少しだけ 春が」の所、稲葉さんの歌い方、特に泣いているんです。


ほかの歌詞も儚げに悲しげに、語りかけるように歌っています。


こんなに気持ちを込めて哀しさを、情景を現せる男性歌手に出会ったのは

わたし、初めてでしたので衝撃を受けました。





はぁ...あれから20年も経ってしまったわ ...





さて!さて!続いて
2番のBメロの歌詞から



口を開ければ
綺麗好きな言葉が
本音の邪魔をする

たかが恋なのに

いつからこんな
臆病になったの




ここから大サビの歌詞へ




目を閉じ強く感じている
その心がそばにあること

なにも言えないで
過ぎてゆく

君の影を見送るだけ

思い上がりにも
似たような

気持ちが胸で
あばれている~





この歌の続きはCDなどで聴いてね。



Takさんのアウトロ


ホーンセクションを
活かしている部分ですが

Takさんは稲葉さんの歌唱に負けないくらい

泣き叫ぶような響きを
聴かせてくれます。

このギターソロが'95年の『夢見ケ丘』のギターソロへと繋がっているような気がします。

とても胸に迫りくる豊かな深みがあるギタープレイです。





  B’z 『 春 』

1994年3月2日発表






では また。