音楽との出会い 其の二十

1992年12月31日

晦日(其の一)


わたしの心の中は
そわそわしていた


頭の中は平静を
装っている


家族は


今日の日を最期に

「このBand」が

解散するということを


わたしほどには
重大な事に感じていない


そりゃそうだ!
ファンじゃないんだから

♪あったりまえっ...

  もといっ!


あの日のわたしが
悲しくて辛くて
もしも一人だったら

一日中泣けるんじゃ
ないかってくらい

気持ちが

ぱつんぱつんになって
いたことを今も知らない


 (この頃 ぱつんぱつん
  て言葉使ってないな)


だってね わたし
知られたくない
タイプなのね 家族にね

なんかピークに
なっちゃってる自分を
さらせないのね…




さて時間は思いのほか
ゆっくりとしか進まない


それでも
この時はやって来る!


晦日の夕飯といえば?


年越しそば!




 ブー!




 我が家は何故か

「鍋焼きうどん」だった
  (お餅入り)


  うどん派!

 (おそばも好きです!)


……



何やってるんでしょう

こんな日に…(-.-;)


至って普通に
過ごすしかないの?

わたしったら…



つづく